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形成外科診療疾患に対する遺伝子治療の開発

近年、進展著しい背景技術開発と相まって、ウイルスベクターを用いた遺伝子治療の臨床応用が盛んに試みられ、良好な成績を上げつつあります。われわれは、ながらく取り組んできた細胞系譜の直接転換を介した皮膚潰瘍に対する新しい創傷治療法の臨床応用へ向けた開発を進めるとともに、形成外科領域の難治性疾患・病態に対する遺伝子治療の開発に着手しています。皮膚軟部組織、末梢神経組織、軟骨、顎顔面骨組織に特化した遺伝子導入方法の開発を進め、難治性皮膚潰瘍、肥厚性瘢痕、ケロイド、リンパ浮腫、末梢神経障害などの病態に対する革新的な治療法へつなげていくことを目標としています。

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