顔面骨骨折
主な顔面骨骨折
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目次
鼻骨骨折
顔面骨骨折の中ではもっとも多い骨折です。鼻血や腫れの症状が出ることが多いです。鼻の形を作る骨が骨折するため、鼻の見た目の変形(斜鼻・鞍鼻)が生じます。骨折の程度によっては、鼻の通り道が狭くなり、鼻詰まり(鼻閉)を生じることもあります。当院では原則として全身麻酔で鼻骨骨折の整復治療(骨を正しい位置に戻すこと)を行っています。
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頬骨骨折
頬の高まりを作る骨の骨折です。骨折によって骨の位置が大きくずれると、頬の高まりが落ち込んで平坦になったり、左右の頬の輪郭が違って見えたりします。見た目の変化だけでなく、口が痛くて開けられない(開口障害)、頬や口の感覚が鈍い(知覚鈍麻)といった症状が出ることがあります。骨折の程度がひどい場合は、骨を正しい位置に戻して、またずれないようにプレートで固定する治療が必要になります。
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眼窩底骨折
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その他の顔面骨骨折